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コラム2022.8.17

お持ちのトラクターを長持ちさせる保管方法5選!


トラクター保管方法


皆さんは、トラクターをどのように保管していますでしょうか。

ちゃんと保管しようとは思っているものの、実際には面倒でやれていないという方もいらっしゃるのではないかと思います。
トラクターはメンテナンスを怠ると、寿命が短くなってしまったり、将来買い取りに出した際に買取価格が下がってしまう要因になります。

そこで今回は、トラクターの保管方法の中でも、手軽にできて効果的な保管方法として5つのポイントを紹介したいと思います。

目次

  • 1.直射日光を避けて屋内で保管
  • 2.使用後は泥を落とす
  • 3.雨水・水気を拭取り、湿気を避ける
  • 4.バッテリーのマイナス端子を外す
  • 5.燃料タンクを満タンにしておく


1.直射日光を避けて屋内で保管

日差しに当たると、外装が劣化したり、ゴム製品の劣化につながってしまいます。外装が劣化し色褪せていると、売却する際の査定価格にも響くこととなります。
そのため、可能であればトラクターを使用した後は、屋外に置いたままにせずに、日差しが当たらない倉庫や小屋などの屋内で保管するようにしましょう。
屋内で保管することで雨に濡れることもなく、盗難防止にもなるため、できる限り屋内で保管することがおすすめです。

屋内で保管することが難しい場合は、日差しが当たらないようにブルーシートなどのカバーをかけて保管するなど工夫することで、劣化を防ぐようにしましょう。
※後述しますが、土の上にトラクターを止め、ブルーシートをかけてしまうと湿気が溜まり錆の原因になりますので、ブルーシートをかける場合はコンクリートやアスファルトの上など、湿気が溜まりにくい場所に保管してください。

2.使用後は泥を落とす

農作業をした後に、泥が付いたまま保管していませんでしょうか。
泥を付着したままにしていると、泥の中の微生物や肥料などが錆の原因になってしまいます。

アタッチメントやボディ・タイヤに付着した泥は、保管をする前に水で落としておくと錆が発生しにくくなり、キレイな状態を保てるだけでなく故障を防ぐことにつながります。
使うたびに泥を落とすのは手間だと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、高圧洗浄機を使えば、数分で泥を落とすことができるため、実はそこまで手間がかからずに作業することができます。

泥が落ちるとアタッチメント・タイヤもキレイに見えるようになるので、やってみると案外楽しかったりします。
ただ、パネルなどの電装部分やエンジンまわりは水がかかり放置してしまうと、ショートや故障のおそれがあるため、高圧洗浄機を使う場合は直接当たらないようにするなど気をつけて掃除していただければと思います。

3.雨水・水気を拭取り、湿気を避ける

雨で濡れた後や高圧洗浄機で掃除した後に水気が付いたままにしておくことや、湿気が多い場所に保管しておくと、金属部分が錆びてしまい劣化につながってしまいます。
最悪の場合、故障の原因にもなってしまうため、水気・湿気は避けて保管することがおすすめです。

そのため、雨水が付いた際や、洗車をした後に天日干しをせずにすぐに屋内に入れる場合は、特にロータリーの刃などの金属部分は乾いた布等で水気をしっかり拭き取ることが望ましいです。

なお、保管する際はブルーシートを被せる方がいらっしゃるかもしれませんが、土の上においた状態でブルーシートを被せると中に湿気が溜まりやすくなりますので、ブルーシートを被せて保管する場合は、可能な限りコンクリートやアスファルトの上など、湿気が溜まりにくい場所に保管してください。

4.バッテリーのマイナス端子を外す

長期間トラクターを使用しないと、バッテリーが上がってしまいます。
いざ使おうとした時に、バッテリーが弱くなってセルモーターが回らずエンジンがかからない、ということを経験されたことがある方も多いのではないでしょうか。

繫忙期が終わり、トラクターをあまり使わなくなる時期は、バッテリーのマイナス端子のみを外すことで、バッテリー上がりを防ぐことができます。
マイナス端子を外しておけば保管中の放電がなくなりますので、プラス側は外さなくて問題ありません。

バッテリーには微弱な電気が常に流れているため、端子を外しておくことでバッテリーの寿命が長くなるため、しばらく使わない際には忘れないようにマイナス端子を外しておきましょう。

5.燃料タンクを満タンにしておく

ディーゼルエンジンの場合、燃料タンク内に隙間があると、空気中の湿気が水になりタンク内に水が溜まってしまい、錆の原因となります。
錆びてしまうと最悪の場合、タンクに穴が開いて燃料漏れ・故障につながってしまうため、長期間保管する場合は必ず燃料を満タンにして保管するようにしましょう

なお、ディーゼルエンジンと違い、ガソリンエンジンの場合は満タンにして保管するのではなく、燃料を使い切って保管することがおすすめです。
※ガソリンの場合でも燃料タンクが鉄製の場合は満タンにしておいた方が良いようです。お持ちのトラクターの保管方法について詳しく知りたい場合は、トラクターを購入した農機具店に聞いてみると良いかと思います。

まとめ

トラクター保管方法のまとめ

トラクターを長持ちさせるために日々のメンテナンスや定期的なメンテナンスも重要ではありますが、今回は保管方法として手軽にでき、かつ、重要な5つのポイントを紹介させていただきました。
トラクターは部品一つ一つが高価なため、適切な保管をすることで長持ちさせることで部品を買い替える費用や、修理をするための費用を大きく減らすことができます。

また、トラクターは数十年前のものでも値段がつき、農機具の中でも特に市場価値が下がりにくい傾向にあります。
ただ、日々の使用状況やメンテナンス、保管状態が悪く、外装のサビや不具合があると、どうしても価値は下がってしまいます。

こうした点から少々手間ではありますが、今回紹介させていただいた5つのポイントはお手軽にできるため、ぜひ実践していただければと思います。

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